本船は「シップ・オブ・ザ・イヤー2019」の小型客船部門賞を受賞しました。
2019年で30年目となる歴史を持つシップ・オブ・ザ・イヤーは、毎年日本で建造された話題の船舶の中から、技術的・芸術的・社会的に優れた船を選考し、大賞・部門賞を表彰するものです。
また、2019年度グッドデザイン賞の総応募数約4,000件の中から、完成度や今後への期待度が特に高い製品として評価されGOOD DESIGN BEST 100に選出されました。
垂線間長 | 55.00m |
---|---|
幅(型) | 13.60m |
深さ(型) | 3.80m |
満載喫水(型) | 3.02m |
総トン数 | 902トン |
載貨重量 | 290MT |
航海速力 | 約15.0ノット |
本船の船名はスペイン語で「海の散歩道」を意味し、瀬戸内海汽船株式会社様の下で、広島、呉、松山の3港間を結ぶ運行に従事しております。
利便性だけでなく心地よさや遊び心を細部まで追求した船内景観と共に瀬戸内海の風景を楽しむというコンセプトを体現した、 開放感あふれる屋上デッキや、「船上の中庭」とも呼べるパティオのデザインです。
【新感覚】日常のカーフェリーを「移動するみんなの公園」と捉え直し、多様な過ごし方に応える場を再構築。
【参加型】聞き取り調査やワークショップを積極的に取り入れ、利用客やサービス従事者の想いを設計へ反映。
【災害対応】豪雨災害による長期的な陸路の遮断等、非常時対応における海路輸送の人員枠の増大を実現。
また、船として以下を考慮して設計、計画しています。